今朝もTVで話題になっていました 認知症。
特別な人に起こる特別な出来事ではなく、歳をとれば誰にでも起こりうる病気の一つ。
厚生労働省の2015年1月の発表によると、日本の認知症患者数は2012年時点で約462万人
65歳以上の高齢者の約7人に1人と推計されています。
軽度認知障害(MCI: mild cognitive impairment)と推計される約400万人を合わせると
高齢者の約4人に1人が認知症またはその予備群ということになります。
一方、65歳未満で認知症を発症する場合も。
なかでも気をつけたいのは「若年性アルツハイマー病」。
65歳未満で発症したアルツハイマー病のことを指す言葉で、40代、50代の働き盛りで起こることもあり
老年性のものより進行が早く、症状も重くなる傾向があるようです。
実際に 知人の女性で 40代でのアルツハイマー発症により 中高生のお子さん方はじめ
ご家族の方の献身的な介護を目の当たりにしたことがあり
自分自身も人ごとではないと衝撃を受けました。
そこで 一昨日から 楢林先生の膝ケアアロマ会の交流ページの中で
認知症の話題になり
『何故 アロマが認知症に効果的なのか?』との問に 楢林先生のお考えが出されました。
① 海馬と嗅球への刺激
② アセチルコリンエステラーゼの阻害
③ βアミロイドタンパクの生成させる酵素の阻害
④ エストロゲンと脳細胞
これらの理由を述べると かなり長くなってしまうので省きますが
好きな香りを暮らしに取り入れていくのは 決して無駄にならない、と実感します。
私は 体内時計のリズムが狂うことへのアプローチも香りによる刺激は効果的だと感じています。
サーカディアンリズムの規則性が狂いやすい認知症の方の睡眠障害、感情の起伏等にも効果的であり
まずは 心地よい眠りは ご家族の方々への明日の力にもなります。
ぜひ 暮らしに香りを♪
今日も香っております。
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