認知症のある人の心の中
- Maruta Kayo
- 2023年9月22日
- 読了時間: 3分
昨日、9月21日は、世界アルツハイマーデー 認知症の日でした。
2025年には、65歳以上の高齢者の5人に一人が認知症になると見込まれ、その数は700万人と推計されています。
この数は大切な家族や友人、近所の人、誰にとっても、認知症は身近なものになっています。
私自身、認知症の二人の祖母と高齢の祖父を、長年、母が介護する現場を見てきました。
当時は、朝から晩まで、多くの時間を母が付き添い、食事や着替え、入浴、排せつなど、生活全般を介助していました。
今では、大分、認知症への情報も増えましたが、その当時は、分からないことだらけで、認知症の本人たち含め、多くの時間を不安や苦しみの時間に割いているように感じていました。
最近手にした本です。
認知症世界の歩き方。

認知症のある方の心の様子や、あらゆる心身の困りごとが記載されています。
そして、なぜ困ってしまうのか?の理由が分かりやすく記載されていて
祖母が認知症で苦しんでいたあの頃に手にしたかったなぁ、と思う事でした。
認知症は、他人ごとではなく、自分事として、認知症があっても心地よく良く生きていける、また、認知症になるのを遅らせる、進行を遅らせる、ことも意識していくことが大事だと 改めて感じさせてもらえる本です。
ちなみに
精油の作用の一つに、血圧や睡眠、脳機能への働きがあります。
寝室に精油を芳香することで、レム睡眠が増え、日中の眠気が軽減するという研究結果があります。これは、単に、精油が眠気を引き起こすのではなく、香りの刺激が体内時計を司る視交叉上核へ伝わることで、生体リズムが整い、睡眠の質自体を整えるということになります。
また、7月に米カリフォルニア大学アーバイン校の研究チームが、香りと認知能力に関する研究結果を公開しました。
研究によると、睡眠中に心地よい香りを嗅ぎ続けていると、認知能力の改善につながる可能性があり
記憶力テストにおいて、嗅覚強化群の人々は、コントロール群の人々と比べて、認知能力が226%も向上。
また、脳の画像検査を行うと、嗅覚強化群は、記憶と意思決定を行う領域をつなぐ脳の経路の状態も改善されていることがわかったそうです。
今回の結果は、嗅覚と脳の記憶回路の間に直接的な関連があることを裏付け、アロマセラピーが記憶力向上のための有望な手法であることを示唆するものになります。
また、近年、認知症と睡眠障害との間に関連があることは伝えられていますが
アルツハイマー病にはアミロイドβタンパク質やタウタンパク質の脳内での蓄積が関連すると考えられています。
記憶障害が現れる数十年前からアミロイドβタンパク質やタウタンパク質の蓄積が始まり、約10年遅れて脳萎縮が生じるといわれています。
これらのタンパク質の蓄積に睡眠が関連する可能性に注目が集まっており
アルツハイマー病の準備因子として、睡眠時間の不足・過多や概日リズム睡眠・覚醒障害、閉塞性睡眠時無呼吸が示唆されており
睡眠が脳内におけるアミロイドβタンパク質の産生・排出と関わることが機序の1つと考えられており
心地よい睡眠は、認知症予防に欠かせない要因になっています。
睡眠の質を上げるには
運動や食事、環境、ストレスの軽減など、良い生活習慣を作ることに加え
ぜひ、睡眠中の芳香も取り入れてみてください♪
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